トートバッグ日和
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歴史

通勤、通学、ショッピングなど色々なシーンで使われて、今では私たちの生活に欠かせないものとなっているトートバッグ。その歴史は、いつ頃から始まったのでしょうか?トートバッグの歴史はとても長いと言えます。

バッグの歴史

今は、世界中で大勢の人々が当たり前に使っているバッグ。もちろん、トートバッグもこの中に含まれています。そのバッグの歴史をまず見ていきたいと思います。歴史はなんと、紀元前にまでさかのぼります!メソポタミア北部のアッシリアで、紀元前9世紀に作られた浮彫りには小さな袋を持った人々を見ることができます。そんな昔から、バッグの原型といえるものが使われていたんですね!以来、長い間ずっと袋が使われてきました。その袋が今のようなバッグの形に近づいたのは、18世紀のこと…。そして、世界全体でバッグが本格的に発展し始めたのは、19世紀に入ってからとなります。当時は使用目的が旅だったため、大きなサイズのバッグばかりが多く作られていたんですよ。なので、今のようなオシャレアイテムの一つという感覚はありませんでした。

ブランドの誕生で一気に発展!

時代が変わって交通手段も船から汽車になったことで、移動時間が短縮されました。このことが、バッグにも変化をもたらします。移動時間が短縮され、少ない荷物でよくなったため、大きなバッグはいらなくなったのです。こうして、小さくてかわいいサイズのものもたくさん作られるようになっていきました。さらに、19世紀にはルイ・ヴィトンやロエベといった、今も世界中の人々に愛され続けているバッグの有名ブランドが続々誕生しました。そして有名ブランドは新作を次々と発表し、それがバッグの普及により拍車をかけていきました。ちなみに、1981年には東京・銀座に日本初のルイ・ヴィトンのお店がオープンしたんですよ。

トートバッグの誕生

トートバッグは、どのように誕生したのでしょう?もともとはキャンプのときに氷や水を入れて持ち運びが可能な、底が厚く口が開いている丈夫な布地の手さげ袋のトートバッグと言っていたんですよ。丈夫で、適度な防水性と通気性が必要だったため、綿キャンバス地で作られていました。中国で紀元前3世紀に描かれたとされる絵には、すでにトートバッグらしきものが見られます。その後、さまざまなバッグの進化とともに、トートバッグも多くの人々に知られるようになり、使いやすいものが作られるようになっていきました。こうして、マチ付きの口が大きく開いたもので、持ち手が両面に2本ずつ縫いつけられたもの…これがトートバッグの代表的な形になったわけですね。そして、今ではこのようなスタイルのバッグ全般がトートバッグと呼ばれています。

日本には、いつ伝わった?

日本にもモノを入れて持ち歩くための袋は、古くから使われていました。平安時代には、もう人々は小さな巾着袋に火打ち石を入れて、持ち歩いていたといいます。それから江戸時代に入ると、大名たちはスーツケースのような大きな箱に荷物を入れて運んでいました。昔は箱をバック代わりにも使っていたんですね…。巾着袋や箱ではなく、本当にバッグと呼べるものが日本に伝わったのは、20世紀に入ってからのことです。海外からのさまざまな文化とともに、トートバッグも伝わりました。ですが、その当時はまだ上流階級の人しかトートバッグを手にすることはできず、一般庶民にはとても手の届かないものでした。一般庶民がごく普通にトートバッグも含めたバッグを持つようになったのは、20世紀半ばになってからのことです。そう考えると、日本でのトートバッグの歴史もそれほど長くはありません。